マンション・戸建や土地などを売却するときは、まず「いくらで売れるのか」を調べる必要があります。最終的には不動産会社、不動産鑑定士に査定してもらうことになりますが、その前に自分で相場を調べる方法を覚えておきましょう。
インターネットの物件情報サイトを利用して似たような条件の物件と比較する
最寄駅や駅までの距離、広さ、間取り、設備、築年数などが似た物件を探す
不動産の相場を調べるのに一番早い方法は、インターネットの物件情報サイトで、自分が売りたい不動産と似たような条件の物件がいくらで売りに出ているかを調べることです。「似たような条件」とは、以下の条件項目になってきます。
・最寄駅 ・駅までの距離 ・間取り ・広さ ・築年数 ・設備
・最寄駅 ・駅までの距離 ・間取り ・広さ ・築年数 ・設備
広さが異なる物件の場合は平米単価や坪単価で比較する
条件がほぼ同様であればいいが、なかなかそのような物件情報は出てこないのが現状です。特に広さが違うと他の条件が似ていたとしても物件価格は大きく変わってきます。
広さの異なる物件の価格を比較するのに便利なのが「平米単価」や「坪単価」です。これは物件価格をその広さで割った金額のこと。「坪(つぼ)」とはおよそ3.3平米のことで、不動産業界ではよく使われています。
広さの異なる物件の価格を比較するのに便利なのが「平米単価」や「坪単価」です。これは物件価格をその広さで割った金額のこと。「坪(つぼ)」とはおよそ3.3平米のことで、不動産業界ではよく使われています。
インターネットサイトの価格どおりに売れるわけではない
インターネットサイトに記載されている価格は売主の希望価格
周辺で売りに出ている物件の価格を調べることである程度の相場が分かり、自分が売りたい物件の価格の参考になると思います。しかし、その金額で売れるとは限らないので注意が必要になります。その理由としてインターネットサイトに記載がある価格は売主の希望価格になるからです。その為、実際の成約価格(売却価格)は希望価格より低くなるケースも多くなります。どのくらいの差があるかは、売り出してからの期間、売主の状況によっても異なります。
リノベーション物件は一般物件より相場が高くなる場合がある
インターネットサイトの物件情報サイトに出ているものが、一般的な中古物件なのか、リノベーションして売りに出している物件なのかによっても、価格相場は異なります。
その為、価格相場を調べるときにはリノベーション物件を除いた一般的な中古物件と比較すると良いでしょう。
その為、価格相場を調べるときにはリノベーション物件を除いた一般的な中古物件と比較すると良いでしょう。
成約価格情報を知りたい場合はここもチェック
実際の成約価格の情報が分かるサイトもある
実際の成約価格の情報が分かるサイトもあります。それが国土交通省が出している「不動産取引価格情報検索」というサイトです。このサイトでは過去一年間か二年間分をまとめて検索することが可能です。「土地」「土地・建物」「マンション」など用途に合わせて検索できるのでお調べの際は力になってくれるはずです。